タイトルをどうしようか悩んだ末に、こんな感じになりました。
中学生の時にいじめられていました。元いじめられっ子のボンバです
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今回、旭川で女子中学生がいじめを受けて、寒空の中凍死してしまった事件を受けて
元いじめられっ子だった時代をふと思い出した。
構成はこんな感じになってる
- ボンバのいじめられた中学時代
- 大人は頼りにならなかった
- 解決策
- 当時の自分に言いたいこと
- まとめ
この話は、いじめられている人は、「こんな人もいるんだなー」
いじめられている親を持つ人は「こんな考えもあるんだなー」とそういう感じで読んでもらいたい。
ちょっと暗い話になるが、最後まで読んでくれたらうれしい。
※一部脚色入ってます。
そもそも何故いじめられたのか
はじまりは本当にささいなことだった
体育祭でダンスの出し物があったんだけど、そのBGMというのがボンバが大好きな歌だったんだよな。
そこで、頑張ってダンスを踊っていたら
ということで、“フラワー”というあだ名がついた。
フラワーロックというおもちゃを知ってるか？
音で左右に動く、おもしろいおもちゃのことだ
(タカラトミー社公式サイトより抜粋)
こんにちは地獄
身長もボンバより10センチは小さく、運動神経もよくはない。
だが、常に問題行動を起こし、先生から怒られていた。そんな男の子だった。
かたや、当時のボンバは
体は大きいが、ものごとは強く言えなかった。
大人しい優等生と思ってもらえたら、わかりやすいだろうか。
いじめっ子の彼は、少年Ａとでも呼んでおこうか。
少年Ａは毎日のように、ボンバをからかってきた。
少しでもボンバが目立てば、すぐに近寄ってきて、耳元でささやく。
そのたびに、胸がズキンズキンと痛み、暗い感情が湧き上がってくる。
なんでそんなこと言われないといけないんだ
僕は頑張っていただけじゃないか、ふざけるな。
でも声には出せなかった。これ以上エスカレートするのが怖かったからだ。
ボンバはだんだんと目立たないように、少年Aの目に触れないように日々を過ごした。
頼りにならなかった親
と思っていたが、半年経ってもからかわれ続けた。
毎日毎日
今日言われたらどうしよう
何をしたら言われないかな
言われるのは嫌だな
そんなことばかり考えて、登校していた。
言われない日があれば
と思い
言われた日があれば
と思う
そして、なにより親には言いたくなかった。
よく心配かけるから・・・とかあるけれどそうじゃなかった。
自分たちの息子がいじめられている。という情けない姿を見せたくなかったからだ。
いじめられていることをいえば、なぜいじめられているのか言わなくてはならない。
“フラワー”と呼ばれて毎日からかわれていることを、自分の口で伝えなければならない。
親だけでは解決できないだろうから、学校もまじえて、先生にも同じ内容を伝えなければならない。
大事になれば、少年Aは自分をさらに攻撃するだろう。
親にいじめられてることを伝える
半年たったある日、親にいじめられていることを話した。
フラワーと呼ばれて、毎日からかわれていること。
目立たないように生活していたけど、限界だということ。
説明をするとき、なんて言ったら伝わるんだろうか・・・ではなくて、情けない姿を親に説明するのが悲しかった
涙がとめどなくあふれた
父親はそういった。
違う。いじめられたことで泣いているんじゃない。
自分自身が情けなくて、悔しくて泣いているんだ。
それも声に出せなかった。
説明できない自分も、また情けなくて、苦しかった。
そして、父親は言ってはいけないことを言った
あぁ、やっぱり伝わらないんだな。
親にとって、子供はいつまででも子供だという。
中学生のいじめなんて、中年の父親にはわからないだろう。ましてや、いじめられた経験のない父親にとってはなおさらだ。
母親はなんて声をかけてよいのかわからずに、だまっていた。
そうじゃないんだ。
よく頑張ったな。言ってくれてありがとう。
そう言って欲しかったんだ。
頑張って耐えたんだ。
ものごとを変える力はなかったけれど、頑張った。
親にも頑張って伝えた。
ボンバにとって、フラワーと呼ばれることは、笑いとばせるほど軽いものではなかったんだ。
それから学校に連絡がいき・・・
それからの対応は大変におそまつなものだった。
先生に連絡がいき
面談をして
校長
担任
少年A
ボンバ
の4人で、いじめの経緯をすりあわせて
握手をして終わり
あのですね、中学生でも子供だましだというのはわかってるんですよ。
親にしても
担任にしても
しょせんは子供どうしのケンカ
というのが、ありありと伝わってきた。
なぜかって？
電話口でのやりとり
対応のしかた
担任のあのナメた態度
中学生だから、何も考えてないとでも思った？
子供だと思って、建前でも作ってみた？バレてるんだよ。
大人はいいよな。
社会で批判されていても、知識でなんとでもなる。
法律を知っているから、どうとでもなる。
でも、こどもは違う。
こどもにとって、学校は社会の全てであり
親のいうことは絶対であり
いじめられれば、社会的に死ぬんだ。
旭川の女の子について、胸を痛めた。
今の時代は、ネットワークが発達しすぎたため、どうやったら嫌がるか
効果的に相手にキズをつけられるか
全てかいてある。
twitterで拡散なんかされたら、それこそ人生が終わる。
解決策
じゃあ、少年Aと握手をしたボンバはどうしたのか？
ぶん殴った
廊下まで追いかけて
馬乗りになって、ぼっこぼこ
止めにかかった担任も、ふりほどいて、担任は壁にたたきつけられてた
大人しかった優等生が、問題行動起こす少年を、ただただ無言で
殴り続ける様はどう映っただろうか。
廊下まで追いかけたため、一部の生徒にも見られたが、まぁ、いいだろう。
そのあと、少年Aはというと
とか言っちゃってた。
それから、中学校を卒業するまでいじめられることもなく、むしろ向こうからペコペコしてきたので
肩透かしをくらった気分だった。
学生の時にいじめられたのは、後にも先にも、それが最初で最後だったな。
当時の自分に言いたいこと
よく頑張って耐えたな。
本当にえらいぞ
ボンバは優しい子だ。いじめられているのを言うのは辛かったな。悔しかったな。
お父さん、お母さんを責めないであげてくれ。
大人ってすごい！って思ってるだろうけれど、お父さん、お母さんにだって初めての経験ってあるんだ。だから、間違ったことも言っちゃうんだ。
ボンバだって、間違う時あるよな？
ボンバは頑張っていじめられたことを言った。それはすごいことだぞ！
そんなすごいボンバだからこそ、お父さんとお母さんのことは、多めに見て欲しい。
まったく、大人なのに仕方がないよな。
実は、ここで秘密の話をしてあげよう。
いままで学校しか行ってないから、わからないと思うけど
学校で出会った人っていうのは、社会に出たらほとんど会わなくなるもんなんだ。
だから、好きな人とだけ付き合えばいい。
嫌いなやつは、無視しておけ。
いじめられた経験をした人は
どれだけ辛いか
怖いか
悔しいか
みじめか
よーーく知っているんだ。
その経験をしている人は、きっと人を傷つけない優しい人になれると思うぞ。
あとな、いじめをやってるやつなんて
自分にかまってほしいだけの、かまってちゃんなんだよ。
赤ちゃんが、お母さんの気をひきたくていたずらするよな？
そんな低レベルのやつなんか
殴ってかまわん。
大人が殴ったら、傷害罪って罪になるんだけど。
日本には、少年法っていう素晴らしい、本当に素晴らしい、クソみたいな法律があるんだよ。
未成年の責任は親にある。
だから、親には「ごめん、ぶん殴る！責任よろしく！！！！！」くらいでいいんよ。
それで、気が済むなら、存分に殴れ。
いままで傷つけられた分殴れ。
口で言ってもわからないような奴は殴れ。
責任は親が取る。
でも、それを過信したらダメだ。
なんでも殴っていたら、いじめたやつ以下の家畜になってしまうからな
絶望して、死んではダメだ。
大人っていうのは、本当に自由だ。
学生は親に縛られてるから、お金なんて自由に使えないだろう。
大人は自由に使えるんだ。
やりたいことは何でもやれる。
だから、頑張れとは言わない。やりたいことをやれ。
人に迷惑をかけない程度にな。
まとめ
大人の自由さを知らないうちに、自殺する人が多すぎる。
2020年の10代の自殺率は過去最悪だそうだ
ボンバなりに、自分の子供がいじめられていたら？
自殺を考えていたら？
どうするか考えてみた。
まっさきにやるのは
一緒に考える。そして、調べる
スマホや、パソコンは、子供にすぐに買ってあげるだろうな。
知ることは一生の財産になる。
逆に言うと、
知らないということは、とんでもない不安を与えることにすぎない。
言葉が通じない猿は、ぶん殴れ
そして、子を持つ方々に言いたい。
子供はあなたが思っているより、ずーっと大人
いつしか子供に尊敬される親になれるかな。
